足球即时比分_365体育直播¥球探网7年11月26日(水)、足球即时比分_365体育直播¥球探网南加記念ホールにて、「オープンバッジが変える私たちの学び」をテーマに、第2回デジタル情報人材育成機構シンポジウムを開催しました。対面およびオンラインによるハイブリッド形式で行い、114人の方々にご参加いただきました。
本シンポジウムでは、学びの成果を可視化し、社会に信頼される仕組みとして注目される「オープンバッジ」と「マイクロクレデンシャル」をテーマに、国内外の最新動向や導入事例、大学における今後の展望について議論しました。
足球即时比分_365体育直播¥球探网の八尋秀典理事の開会挨拶に始まり、平野幹副機構長の趣旨説明の後、基調講演では、大学改革支援?学位授与機構の野田文香教授に「マイクロクレデンシャルのグローバル展開と大学教育の未来」というタイトルでご講演いただきました。日本が直面する社会的な課題と大学教育に求められる役割について説明があり、現在、マイクロクレデンシャルをめぐってどのようなことが起きているのか、国際的潮流や各国の事例が紹介されました。また、日本の大学教育における事例と、労働市場での理解や活用状況を踏まえて、質保証?通用性に関する制度整備、学修歴のデジタル化、産学官の共通認識の醸成化など、マイクロクレデンシャルにまつわる今後の課題について多面的に示されました。
続く話題提供では3人の方にご講演いただきました。明治大学の阪井和男名誉教授からは「オープンバッジのメタデータ活用の実際~メタデータを構造的に書く~」について、オープンバッジの発行や認定の傾向から国際通用性を高めるための戦略をご提案いただきました。一般財団法人オープンバッジ?ネットワークの吉田俊明常任理事には「オープンバッジ2.0から3.0へ」について、オープンバッジの仕様変更によってセキュリティ強化と実装自由度が高まり、活用が拡大することへの期待についてご紹介いただきました。人間環境大学の深澤良彰教授の講演では「マイクロクレデンシャルの展望に向けたオープンバッジの課題」について、日本の現状とこれからの課題について、価値や信用性などの観点から話題提供いただきました。
パネルディスカッションにおける意見交換では、評価方法の標準化や学位プログラムとの接続性、技術的信頼性などの課題が議論される一方、就職活動やキャリア形成への活用、大学?企業?地域連携による人材育成の可能性も示されました。
最後にシンポジウムの締めくくりとして、仁科弘重学長から閉会の挨拶と、講演者、関係者への謝辞が述べられました。
本シンポジウムは、デジタル?教育双方の視点から、教育改革の鍵となるオープンバッジとマイクロクレデンシャルの最新動向を共有し、今後の展望を議論する貴重な機会となりました。ご参加くださった皆さんにとって、学びのバッジが一つ増えるような実りあるひとときになったと期待します。





<デジタル情報人材育成機構>
